運動不足と血流

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こんにちは、猿田彦鍼灸院の長谷川です。
当コラムでは鍼灸師兼不妊カウンセラーとして患者様と向き合った経験から、多く寄せられたお悩みや相談内容についてわかりやすくお伝えしていきます。また情報の更新された場合もお知らせしますので、よろしければ参考にしてください。

運動不足と血流

はじめに、妊娠や出産を考えた時、運動不足はデメリットしかありません。

運動不足になると筋力が低下します。そして血液を送る力が低下します。血液は様々な要素で流れやすさが決まってきますが、筋肉が収縮する動きで血管が押されて中の血液が押し流されています。だから運動不足、筋力低下は血流低下の要因の一つになります。

血管の中には毛細血管という、とても細い血管があります。それだけに脆いので日々作り変わっています、しかし年齢とともにその作り変わるペースは落ちていき、血管も老化していきます。身体中の細胞の酸素やエネルギーの供給、老廃物の回収を担う毛細血管が老化すると、身体全体にとってもよくありません。適度な運動をすることは、血流を良くするとても有効な方法です。筋力がつくことで血流が良くなり、血管への刺激になり、身体中の細胞を若々しくすることにつながります。

運動不足による筋力低下はエネルギー代謝の低下にもなります。ヒトは筋肉で6割の熱を生み出していると言われています。その熱の原料は食事から得られるエネルギーか、身体に蓄えた脂肪です。運動不足で栄養過多になりやすい現代生活では、食事量を減らす方法を取りがちです。しかしこれには大きな問題点があります。それは必要な栄養素を取れていないということです。

女性の年齢別 鉄摂取量

図は鉄を例にしていますが、タンパク質やビタミンB群など他の栄養素も不足しがちです。妊娠出産を考えた時、状態の良い卵子や精子を作りたいのに身体に原料が不足しているのと同じです。サプリメントで補う方法もありますが、オススメは運動習慣をつけ、使ったエネルギーをバランスの良いしっかりとした食事内容で摂取することです。

色々な理論やデータはありますが、シンプルに考えてあなたもきっと「確かにそうだろうなぁ」と感じるはずです。筋力や柔軟性がある若々しいカラダで、バランスの良い食事をしっかりと摂れていれば、妊娠出産は必ず近づくのです。

東洋医学的に見ると妊娠出産がうまくいかない方達には瘀血(おけつ)が多々見られます。瘀血とは簡単に説明するとドロドロ血です。ドロドロして流れが悪くなるので必要なエネルギーを運べなかったり、渋滞を起こしてカラダに硬さを作ったりすると考えます。鍼灸では、それを解消し流れが良い状態を目指します。ただ運動も瘀血の解消にとても有効な方法です。オススメの運動方法も書いていきたいと思います。

様々な角度から妊娠出産しやすいカラダ作りはできるので試してみる価値は大です。

 

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