代理母出産

不妊治療

4月5日のヤフーニュースで代理母出産の記事が配信されました。

https://news.yahoo.co.jp/feature/925

内容は過去に代理母出産を行なった病院の取り組み、代理母出産の現状、当事者の声、法律や制度について、が書かれていました。

生殖医療に携わると代理母出産の話題は触れることになります。しかし倫理的に悩む点が多くあり、個人個人で考え方が異なり一定の結論を出すのが難しい方法です。ニュース記事でも、その難しさが書かれていました。

 

今回のブログでは、少し違った角度から見てみたいと思います。

それは将来生まれる子供の視点です。

 

代理母出産の場合、遺伝学的には親子関係になりますが法律的には親子関係ではありません。

 

また最近話題が多い卵子提供の場合、法律上の親子関係になりますが遺伝学的には親子関係ではありません。

(図はIFC東京オフィスさんからお借りしました)

他にも精子提供などの方法がありますが、

何れにしても、一般的な親子関係との違いが生じます。

 

これらの方法を選択するご夫婦、協力する者、受け入れる医療機関が理解と納得の上で進めてきました。また今後どのようにすべきか話し合われています。しかしこの議論の中で将来生まれる子供の意見は組み込まれていません。違いを抱えた子供は少なからずアイデンティティーの形成に影響があり、悩むことが予想されます。そして当事者、関係者の中で一番長く「違い」を感じながら生きていくことになります。

 

「あなたが親子だと思っていた関係が違う」と知った時

何を思うでしょうか?

 

どうしてそうなったのか、誰が関係していたのか、知りたいと思います。そして知った時の気持ちをどこかにぶつけたいと思います。それらは何も保証されていませんし、誰が責任を持つのかも決まっていません。

 

聞こえてくる議論の内容は今を生きる人たちのためのものばかりです。未来を生きる人のための議論は二の次です。今も大事ですが未来も同じくらい大事だと思います。

 

ぜひ、将来生まれる子供も納得しうる方法や制度になってほしいです。

 

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事一覧